記事内に広告が含まれています。

新卒者必見!警備会社に就職する時のポイント教えます!

警備

こんにちは!

都内の警備会社で警備員の先生をしています【タッキー】と申します!

さて、先日から各企業が新卒採用に動き出しました!

大学生の方は既に就活に動き出している方もいらっしゃいますか?

高校生の方も進学せずに就職を検討している方もいらっしゃるのでは?

今回はそんな各新卒の方々で就職先に迷っている方々に
わたしたち【警備】の仕事の魅力を伝えたいと思います。

『警備ってなんか大変そう・・・』
『あぶないんじゃない?』

『底辺の仕事』なんて声をよく聞きますが
この記事を読んでいただき少しでも考えが変わってもらえると嬉しいです。

少し長くなってしまったので、目次から気になるポイントだけ見てもらっても良いかもです。

目指せ一発採用!採用担当者が直伝!警備会社入社完全ガイド!(施設、交通誘導編)|タッキー
このnoteをご覧いただいているということは 少しでも警備の仕事に興味をお持ちの方だと思います。 来年学校を卒業する新卒の方でしょうか? 新しいお仕事を探している転職活動中の方でしょうか? 定年してちょっとお小遣いを稼ごうかなと思っているシニアの方でしょうか? みなさん【就職(転職)活動はさっさと終わらせたい!】と思っ...

警備業界ってこんな業界

さて、警備と聞いてどんな仕事のイメージですか?

『ショッピングモールで巡回している』『工事現場で誘導している』『楽そう』『危なそう』
色んなイメージがあると思います。

おそらく皆さんが想像している仕事全てが【警備の仕事】です。

ちなみに私は『警備ボックスに一日座ってるだけで楽そうだな~』イメージでした

警備の歴史

警備業は1962年に、現在の警備会社の大手【セコム株式会社】の前身である
【日本警備保障株式会社】が始めた事業が発端となります。

しかしかつては【水と安全はタダ】と言われていた日本で
警備の仕事は鳴かず飛ばずでした。

そんな中、1964年の東京オリンピックの選手村を警備したことで一躍有名になり
また高度経済成長期という時代の後押しもあり
ビルの警備や工事現場での交通誘導等で一気に一大産業へと成長し
現代では無くてはならない【安全産業】と位置づけられています。

警備業の業界規模

警備業界はこんな業界
2017年2018年2019年2020年2021年
平成29年平成30年令和元年令和2年令和3年
市場規模(億円)¥34,761¥35,341¥35,534¥34,734¥34,537
前年比101.7%100.5%97.7%99.4%
警備会社数9,5489,7149,90810,11310,359
前年比101.7%102.0%102.1%102.4%
警備員数552,405554,517570,727588,364589,938
前年比100.4%102.9%103.1%100.3%
【令和3年度における警備業の概況(警察庁)】より

上図をご覧ください。

警備の市場規模はおよそ3.5兆円規模と言われています。

また【令和3年度の警備業の概況】では

・警備業者数:10,359社(H29 9,548社 9.2%増)
・警備員数:589,938名 (平成29年 552,405名 6.4%増)

 (内女性警備員39,812名 6.7%)

また、会社の規模の割合としては

・99人以下の会社:89.8%
・100名以上の会社:10.2%

となっており、100名以上の在籍数の警備会社は比較的大手と言えるでしょう

警備ってどんな仕事をするの?

一口に【警備】と言っても、仕事の内容は現場や地域、警備対象によって変わるため
非常に多岐に渡ります。

そんな警備の仕事は警備業法という法律で大きく4種類に分けられています。

1号警備

いわゆる施設警備と呼ばれる業務で、主に建物内で出入者の管理や巡回等の警備を行います。

2号警備

工事現場で歩行者や車の誘導を行う【交通誘導警備】です。イベント警備も行います。

3号警備

コンビニのATMに警備員が現金を入れているところを見たことはありませんか?
【現金輸送業務】と呼ばれるもので、現金以外にも宝石や美術品等の
貴重品を輸送することもあります。

4号警備

木村拓哉さん主演のドラマ【BG~身辺警護人~】をご覧になった事はありますか?

この仕事はいわゆる【ボディーガード】になります。
他の業務に比べて非常に高度な対応が必要となってきます。

【SP】とは違うのですがそのあたりはまた別の機会に解説します。

各業務の詳細はブログの別の記事で書いていますので併せてごらんください。

未経験で警備を始めるなら1号、2号

いろいろ説明しましたが
警備の仕事未経験の方にまずおススメするのが【1号警備】と【2号警備】です。

1号警備と2号警備は比較的犯罪の遭遇率は低く安全に始めることができます。
また警備会社としても、新入社員をいきなり高度なスキルを必要とする現場に配属はしないので
徐々にステップを上げていきやすいからです。

逆に3号、4号をおススメしない理由としては
【事件との遭遇率が高く、ある程度の警備経験が必要とされるから】です。

3号警備は現金や貴重品を取り扱う業務です。
そのため常に襲撃に備えています。

私が以前勤めていた会社の現金輸送部門では、以前に業務中の警備員が襲撃され重傷を負った事があり、その際に凶器で殴打され破損したヘルメットが注意喚起の意味をこめて展示されていました。

4号警備は警備対象を危険から遠ざけるため
クライアントとのコミュニケーションは勿論、現場の下見や移動ルートを踏まえた警備計画の策定等
非常に高度な技術と経験が必要となります。

そのため元自衛官や元警察官の方が所属していることが多いです。

3号や4号警備をやってみたい方は他の警備の仕事で経験を積んでから目指してみましょう。

警備員に向いてる人

警備の仕事はこんな方が向いています。

1,チームで仕事ができる人
2,忍耐力の、あるひと
3,接客スキルがあるひと

チームで仕事ができる人

警備の仕事はチーム戦です。

チームがお互いのやるべきことを行い、尊重しあいながら警備を行う事で
現場の安全が保たれます。

よく現場の警備員同士でケンカをして数々の現場から出禁を食らう方がいますが
大体チームの和を乱すタイプの方です。

忍耐力のあるひと

よくも悪くも警備の仕事は忍耐勝負です。

滅多に人の来ない現場での通行止めや深夜の受付業務で眠たくなることもしばしば・・・

大変な事も少なくありません。

それらを耐えることのできる忍耐力が必要です。

接客スキルがあるひと

意外と警備の仕事は人に接することが多いです。

ビルのテナントの従業員、工事業者、道行く人々
そんな方々と対応する際の接客スキルがあると心強いです。

最初はスーパーやコンビニ、飲食店なんかのレベルで大丈夫です。

現場に合わせてスキルを上げていきましょう。

業界の平均年収

さて、気になる警備業界のお給料の話ですが
残念ながら高額とは言えないところ・・・

相場として

・平均年収338万円
・平均初任給20万円

日本の平均年収が443万円と言われているので平均を下回っています。

※参考:求人ボックス

しかし、資格の取得や役職がつけばお給料もアップするので積極的に行動していきましょう!

警備業界でのキャリアプラン

警備業界でのキャリアプランに関しては
各社様々ですが、一例としては以下のようなものになります。

現場警備員→【警備業検定2級取得】→現場リーダー
→【警備業検定1級取得】→現場統括→管制業務→【指導教育責任者 取得】→教育担当
→【セキュリティプランナー、コンサル 取得】→営業所等責任者

※参考:一般社団法人東京都警備業協会

資格に関しては以前の記事で紹介しているので
どんなものがあるのか興味がある方は覗いてみてください。

警備会社を選ぶポイント

警備会社を選ぶ際は以下のポイントを抑えましょう

1,どんな仕事がしたいか
2,在籍警備員数
3,ネット上の口コミ

どんな仕事がしたいか

警備会社と一口に言っても
【1号~4号の全て対応している会社】【施設警備しかやっていない会社】
【交通誘導がメインだけど施設警備もやる会社】等、会社によって得手不得手があります。

施設警備がしたいのに、交通誘導しかしない会社に入ってしまう、となると
時間を無駄にしてしまいます。

まずは会社のホームページで志望の会社がやりたい仕事を対応しているか確認しましょう。

在籍警備員数

福利厚生がしっかりしている会社を選ぶなら
在籍警備員が多い会社は大手だけあって、福利厚生がしっかりしている会社が多いです。

出来れば100人以上の会社を目安にしてみましょう。

ただ、在籍人数が少ないからと言って悪い会社というわけではありません。

在籍人数が少なくても福利厚生がしっかりしている会社もありますし、
何より社員間の距離が近くなりますので、フォロー体制がしっかりしていることもあります。

ネット上の口コミ

今はインターネットで口コミを調べれば簡単に調べる事が出来ます。

しかし、あくまで参考程度にしておくのが良いともいます。

理由は、従業員の生の声を聞けることは当然のメリットですが
問題があって辞めた人間が悪意を持って悪い口コミを書くことがあるからです。

その他

業界地図や警備業の売り上げランキングから大手や成長している会社を選ぶのもアリだと思います。

売上ランキング(警備保障タイムズ株式会社)

警備の仕事を探すなら

警備の仕事を探すなら学校の就職支援センター等で求人を探す方法もありますが
就活サイトにも登録して探してみましょう。

おススメは以下のサイトです。

1,マイナビ2024
2,リクナビ2024
3,キャリタス2024

マイナビ2024

URL:https://job.mynavi.jp/2024/
【警備】での検索結果:583社

マイナビ2024は、株式会社マイナビが運営する就職情報サイトです。
新卒用の就職情報ナビサイトとしては国内でTOPクラスの1つです。

マイナビには全国企業の求人情報やインターンシップ情報などが掲載されているため
自分に合った条件の企業を見つけられます。

★おススメポイント★
・掲載している企業数が多い
・イベントの実施回数が多い
・自己分析・就活適性検査が無料でできる

リクナビ2024

URL:https://job.rikunabi.com/2024/
【警備】での検索結果 418社

リクナビ2024は、人材系最大手のリクルートグループが運営する就職情報ナビサイトです。
新卒用の就職情報ナビサイトとしてはマイナビと並んで国内でTOPクラスです。

★おススメポイント★
・企業のインターンシップ情報・求人情報の検索・閲覧
・リクナビ就活LIVE(合同企業説明会・就職イベント)
・SPIや自己分析・業界研究、就活マナーなどの就活ハウツー記事

キャリタス2024

URL:https://job.career-tasu.jp/2024/top/
【警備】での検索結果 237社

キャリタス就活は、株式会社ディスコが運営をする就活ナビサイトです。

自己分析・選考対策やインターン・仕事研究への申込みができるのはもちろん
イベントや相談サポートを積極的に行っています。

★おススメポイント★
・就活イベント・セミナー情報が豊富
・選考対策に役立つ機能を提供中
・就活アドバイザーとチャットで相談できる

まとめ

今回のまとめは以下の通りです。

・警備の仕事は4種類!やりたいことを決めて会社を選ぼう!
・警備を始めるなら1号(施設警備)か2号(交通誘導)警備から始めよう!
・警備の仕事に向いてる人は【チームで仕事が出来る人】【忍耐力のある人】【接客スキルのある人】!
・資格を取ってキャリアアップしよう!
・会社を選ぶポイントは【どんな仕事がしたいか】【在籍警備員数】【ネット上の口コミ】

意外と奥が深い警備の仕事。
一生懸命取り組めば取り組むほど奥深さを楽しめます!

是非、一緒に警備のお仕事してみませんか?

相談も受け付けてますのでお問い合わせページやツイッターから
お気軽にお問い合わせください!

目指せ一発採用!採用担当者が直伝!警備会社入社完全ガイド!(施設、交通誘導編)|タッキー
このnoteをご覧いただいているということは 少しでも警備の仕事に興味をお持ちの方だと思います。 来年学校を卒業する新卒の方でしょうか? 新しいお仕事を探している転職活動中の方でしょうか? 定年してちょっとお小遣いを稼ごうかなと思っているシニアの方でしょうか? みなさん【就職(転職)活動はさっさと終わらせたい!】と思っ...

★おススメ記事★

コメント

タイトルとURLをコピーしました