所属している警備会社で
内勤業務の傍ら新任や現任の研修に携わる私は
普段から【話のタネ】を探し求めています。
最近の警備関連のニュース、社内の出来事、etc・・・時事的なエッセンスを加えつつ
基本は検定の試験で使うような教本をベースに話をしていますが
それでも【話のタネ】は徐々に付きていきマンネリとなってしまいそうになることもしばしば・・・
そんな時にネットショッピング中に見つけたのが
今回紹介する【気ままに警備保障論】です。
※画像クリックで商品リンクに飛びます。
私のように警備の教育に携わる方はもちろん
警備の事を全然知らない方でもちょっと警備に詳しくなれる本なので
紹介させてもらいます。
きっと【警備ってこんなにおもしろいの!?】と驚くはずです。
【気ままに警備保障論】とは
〇概要
タイトル 気ままに警備保障論
発売日 2015/11/8
出版社 現代図書
作者 田中智仁
ページ数 188ページ
【気ままに警備保障論】は警備業界専門誌【警備新報】に連載されているコラム【気ままに警備保障論】をまとめたものです。
令和5年5月現在では【シリーズ1~4】まで刊行されています。
※令和5年5月17日追記
作者【田中智仁】という人
ここで作者【田中智仁】という人について解説しておきます。
田中智仁先生は仙台大学で社会学について講義をされている方です。
自身の警備員としての経歴を基に警備業と社会学結びつけ【警備保障論】という珍しい講義をされています。
是非一度講義を拝聴したいところです。
今回の【気ままに警備保障論】以外にも幾つも警備関連の著書や論文も出しているので
その辺の紹介はまたの機会にします。
【気ままに警備保障論】はこんな人におススメ
【気ままに警備保障論】はこんな方におススメです!
・警備の研修に携わっていて、日々研修のネタを探している人
・現役警備員でもっと警備業界を知りたい人
・安全や防犯などの仕事や学問に携わる人
・『警備の仕事をはじめてみようかな』と思っている人
書評
新聞のコラムをまとめたものなので、1回の文字数を2000字以内で収められているので
非常に読みやすい構成となっています。
また作者も難しい専門用語は使わず、使ったとしてもしっかり説明してくれた上で使われているので
業界にあまり詳しくなくても理解しやすくなっています。
また、ベースは我々が良く知っている警備員教育に則ってはいますが
そこに作者が専門としている社会学のエッセンスが加えられ
さらにほかの学問へ展開することで【警備】という業界をより深く知ることができる一冊になっています。
まとめ
今回この【気ままに警備保障論】をおススメする理由は以下の通りです。
1、社会学を専門とする作者が書いているので【警備業界】をより深く知ることができる。
2,新聞のコラムとして掲載しているものをまとめたものなので、1回あたり2000字以内で収められていて非常に読みやすい。
3,目からうろこが落ちるような【話のタネ】が増えて普段警備員教育に携わっている方におススメ
今回始めて【書評】というカテゴリーで記事を書いてみました。
読書量は少ないほうではない自負があるのでいつかは本を紹介するということをしてみたいと思っており、
このブログで最初に紹介するのはこの【気ままに警備保障論】が良いと常々思っていたのですが
今回セキュリティ・プランナーの講習もひと段落したので記事を書いてみました。
今後も書評を書いていく所存ですが、ビジネス書関連が多くなるかと思います。
物語も読みたいですがなかなか最近てをつけられてないですね~
★追記(令和5年5月17日)
この記事を掲載した後、著者の田中智仁先生より書評のお礼のメールを頂戴しました。
かなり遅くなってしまいましたが、この場で改めてお礼申し上げます。
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